勤務している会社の創立50周年記念行事での配布物の1つとして会社名をプリントしたタオルを作成することになりました。いわゆる「粗品」と書かれた熨斗がデザインされたビニール袋に入っているタオルのことです。
制作数は500個で、期限までは約3か月でした。デザインからスタートなのでなかなかタイトだと思いながら始めました。まずは印刷会社を数社当たって見積りを取りました。そんな中でタオル制作も手掛ける会社に出会えました。見積りもそれほど高くなくて制作事例を見せてもらったところ、シンプルなものから凝ったものまで多様なものがありました。この事例を借りて見積りと共に上層部にお伺いして、その会社と契約することになりました。
それから正式な見積りを経て契約しました。そのあと、1週間ほどで、制作会社がデザイン案をいくつか作ってきてくれました。会社のロゴだけ、会社名がタオルを縦にしたときの下の方に横書きでハイルーフオーソドックスなもの、ロゴや社名を大きく書いたものがありました。生地の色も白、黒、黄色、ピンクなど様々なものがありました。
我が社の社長は昔かたぎなので、オーソドックスな、白地に社名のみのものが良いと思っているようでした。そのほうが安いのでそうしようということになりました。そして、粗品と書かれた袋に入ってどこにでもあるようなオリジナルタオルが大量に出来上がりました。余ったものは社員がもって帰ったり、会社のテーブルをふくふきんとして使われています。